環境への取組み

FSC®︎森林認証制度

FSC®︎とは

世界的な森林減少・劣化の問題と、グリーンコンシューマリズムの高まりを背景に「適正な森林管理」を認証する機関としてFSC(Forest Stewardship Council ®:森林管理協議会)が生まれました。

FSC®はドイツに本部を置く国際機関で「森林管理のためのFSCの10原則と基準」に基づき、適正に管理された森林を認証します。

この認証制度を「FSC森林認証制度」と言い、認証された森林の木材を使用して作られた家具や用紙などの木材加工製品にはFSCのロゴマークがつき、消費者に対して、認証された製品であることを伝えます。認証された製品が市場で高く認知され、消費者の環境保全の意識から積極的に購入されることによって、適正に管理された森林が増え、森林の破壊や劣化を招くことなく木材利用が行なわれるというシステムです。

FSC®︎森林認証マーク

正式な認証を受けた森林から原料を得て、最終加工製品ができるまでに関係した加工会社や流通会社の全てが認証を受けた企業で構成された工程で製作された製品にのみ右記の認証マークを表記することができます。FSC認証紙を購入して印刷物を製作しても、印刷会社がCOC認証を取得していなければ、その印刷物に認証マークを表示することはできません。また、COC認証を受けた印刷会社であったとしても途中に介在した紙問屋が認証を受けていなければ、やはり表示することができません。ただし、印刷物を企画し発注する顧客企業は、用紙の購入が印刷会社で行われる限り、認証を取得している必要はありません。

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